どうも。アイデアマンの犬島です。
アイデアがぼんぼん出てきますよ!
でもアイデアが出てもなんにも動きませんよ!
ほんでそのアイデアが結構古いってことに数年後に気づくことが多いです。
もっと、学ぼう。ほんでメモしよう。のブログです。
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「崖の上のぽにょ」を見てきました。
見るつもりは無かったのですが、嫁に無理やり連れられて。 すっかりやられました。この映画に。 もーーーー、ノックアウトです。 すごい芸術作品だと思いました。 もー、エンタテイメントではありませんな。 「映像」という「イメージが固定しやすい手法」を使っているにも関わらず、このもやもやした感じ。 多分、宮崎駿監督はわざとやってますね、これ。 例えばこんなこと・・・ 「こういうことをしたら人は死ぬ」 (シリアスな映画の場合) 「こういうことをしたら人は怪我をする」 (中間) 「こういうことしても全然大丈夫」 (どたばた映画の場合) というような、「リアル度に関する暗黙のルール」的なものが作品ごとにあると思うのですが、この映画はそこからいじくりまわしてます。 各シーンごとにリアル度がころころ変わるので、見る人がそれに合わせてどんどん頭を切り替えていかなければなりません。 しかも話の展開が速い。 テレビのコマーシャルなんかで流れている映画のクライマックスシーンっぽい映像は最初の方に出てきます。 話の展開が速いのに、おそらく作っている側に人にも説明できないような無責任かもしれないシーンがぽんぽんと出てきます。 その無責任なシーンがどういうことなのか考えてたら、話についていけない。 いや、よく考えてみたら単純なストーリーだから考える余裕がありそうなもんなんですが、分からないシーンが多すぎる。 あとで考えると、「リアル度に関する暗黙のルール」をどれくらいのリアル度に設定して考えるべきか、ってところから考え直さなければならない。 あーーー、深い。深いけど浅い。 とか、考えてたら、映画の中に出てきたどーでもいい様なセリフに結構意味があるのかもと思ってきた。 ・・・・・・・・・そんな感じです。 結構、深いです。考えようによっては。 未完成な感じです。 ストーリー自体には本当は意味が無いのかもしれません。 考えようによっては、「環境問題」とか「社会の色々な問題」とか「いい感じで生きるためのヒント」的なものがテーマであるかのようにも感じます。 でも、やっぱりそれは見る人次第です。 作る側は「子供向けの絵とストーリーをベースにしたアート作品」を作りたかっただけで、「見た人がどう思おうが知ったこっちゃ無い」と考えているような気がします。 さながら音楽のようです。 イメージが固定されやすい「映像作品」にも関わらず、考える幅が広い。 僕のなかでは結構衝撃的だったんですけど、みなさん、どうでしょうか? 見てない方は、是非映画館で集中してみてみてください。 僕は、考えれば考えるほど考えることが出てきてよく分からなくなってきました。 もう、ポニョのせいでふらふらです。ある意味メロメロです。 (ちなみに僕は映画はあんまり見ません。ジブリ関係はナウシカくらいしか見てません。 そんな僕が思う感想ですので、もしかしたら根本的な間違いがあったり、映画をよく見る人とは大きなズレがあるかもしれませんが、それはまぁ、ご愛嬌、ってことで許してください。あはははは。) ちなみに、アジアン(関西で活躍中の女性漫才コンビ)の「違和感バラエティー」って言う番組を見られた方っていらっしゃいませんか? 偶然その放送を見た方しか分からないと思うのですが、それもポニョ並みの衝撃でしたな。 PR |
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