趣味で音楽をやってる人のパワー。

すごいですね。

先週末は、学生時代の友人の紹介でもらった仕事、大正琴のコンサートのＰＡをやってきました。

正直なめてました。

やる曲は歌謡曲とか。まぁ、渋い曲とかはなし。
楽器のチューニングも甘いし。
とかね。
で、最大で30人程度出演して、全部ラインでダイレクトボックスで受ける。で、一曲ごとに演奏者や楽器が変わって、ややこしいにも程がある！ってほどややこしい。

ステージの転換がややこしすぎて、打ち合わせに行った自分が他の人にその内容を説明する自身が無かったので、僕はステージ業務に徹しました。

オペはＷａｎｓｋで一番冷静な男、榎本。


無事終了しました。

いやぁ、楽しかったなぁ。スリリングだし。


なんちゅーか、単純に楽しそうにやっているおばちゃんたちを見ててなんだか楽しかった。


形はコンサートなんですが、出演者は自分が楽しむためにやっている。
曲ごとにグループで衣装をそろえたり、パフォーマンスをしたり。

会場に集まったお客さんは、自分自身で大正琴をやっている人が多くて、「次回は自分もでたいなぁ」てなもんでしょうな。
大正琴をやっていないお客さんはおそらく身内が出演してるから見にきてるんでしょうな。
普段音楽の匂いが全くしない知人がステージに出て演奏してるのを見てたらそれなりに楽しいでしょうな。


そんな感じでした。

趣味で音楽をやっている人の（音楽技術云々より）、トータルでいいものを作り上げたい、という頑張りが良く見えて、楽しかったです。

終わってみたら、学祭をやり遂げて感動したーみたいな感じになってました。自分自身も。



トータルで楽しみたいと思ってる人たちの会はまだ終わりません。

ホテルの宴会場で打ち上げ。

スタッフも1人づつマイクが回ってきて感想などを言いました。
僕は普通のことしか言えなかったんですが、
スタッフの榎本と住野は「この美しい方々に囲まれて・・・・」とか言って、出演者をすっごくすっごく喜ばせてました。

見習わなきゃ、と本気で思いました。

住野は、僕が無茶振りしたもんだから、アドリブで良く分からない踊りを激しく、本当に激しく踊ってました。

「住野、、、、振ってごめん。。。。」と本気で思わせるほどの無気力でパワフルな踊りでした。
あぁ、思い出したくない・・・。



そんなこんなで、ほぼ全員で頭にタオルを巻いて踊ったりで、はっちゃけた打ち上げでした。

外からみたら完全に引く打ち上げでしたが楽しかった。